みうらねこさんとの出会い
2年前ほどになります。三崎口にまぐろを食べに行った時の事です。
商店街の一角で絵を描いている女性がいました。見たところ、女子美大生?かと思いました。楽しい猫の絵を描いていました。一度は通り過ぎたのですがどうしても気になって引き返し、声を掛けました。
「私は横浜で会社をやっているんだけど、店舗の看板は描いて貰えるかしら?」
その頃、事務所兼店舗には看板があがっていませんでした。タカラスタンダードとTOTOの看板はあがっていましたが、自社看板のみ外壁塗装をしたおり外してしまいそれっきりになっていました。社名と電話番号のみの面白くもない看板でしたので、何となく取り付けずにそのままになっていたのです。
その可愛い絵を見て、できるなら自社の看板を描いて貰いたいと瞬間的に思いました。
みうらねこさんはヒンメルアーティストで第5回・8回美同源デザインアワードで受賞している温かな手作りのおもちゃやぬいぐるみ等も制作しているアーティストさんでした。金沢21世紀美術館でも確か賞を受賞しているはずです。三崎口でお見かけした時は、本当に美大生くらいにしか思わなかったものですから、後で経歴を聞いてびっくりでした。
初めは丁寧にお断りされてしまったのですが、その後、ちょっとしたやり取りがあって、お忙しい中、会社の看板を描いて頂くことができました。
退職してしまった会社ですので、その看板はアップできませんが、三崎口にある可愛い猫たちの画像がありましたので、紹介させて頂きたいと思います。
美同源デザインアワード受賞作品です。布や糸で織っているそうです。病院に寄付されたり、横須賀市のふるさと納税返礼品としても制作されているそうです。
私が初めてお会いした時にはまだ下絵の段階でした。完成したと新聞に掲載され見に行ってきました。
写真では大きさがあまり伝わりませんが、「壁画」みたいです。