賃貸住宅の不安

2025年11月03日

最近は新聞を取らない家庭も多いようです。テレビやネットでニュースが見られるから紙媒体は不要、ということみたいです。ここ最近の値上がりも激しいです。ついこの前まで3900円程度だったのが、今は毎月4900円、しかも土曜日は夕刊がなくなりました。

私は新聞の折り込み広告はあまり見ませんが、母は毎朝、スーパーの折り込みチラシを楽しみにしています。新聞で読むところは、テレビ欄とスポーツ欄のみ、だそうです。

今日の朝日新聞、気になる内容が1面に掲載されていました。

高齢者への賃貸、7割のオーナーが拒否感をもっているそうです。

入居者がある日いきなり行方不明になって家賃が支払われなくなったとしても、(認知症患者さんの場合はまれに起こり得ることのようです)大家は勝手に室内の私物を処分することはできません。勝手に鍵を使って中に入ることもできません。警察や管理会社立会のもとでなければ立ち入ることはできません。新しい入居者を探すにあたっても、残置物は大家が管理(預かり)しなければならないのです。

そしてもう一つが発見の遅れた孤独死の事故物件です。事故物件になってしまったら、かなりな痛手です。特殊清掃は普通のハウスクリーニングとはわけが違いますし、相続人が現れなければ請求もできません。そして事故物件となってしまった部屋は相場の3割~5割減、それでも借り手がつけば良い方で、数年に渡って空き部屋になることも少なくありません。

私は大家の立場でもあるので、こういったニュースは他人ごとではありません。


合同会社セカンドライフあさひ
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