キッチン

とても広い中古の戸建てを購入された、お若いご夫婦からのご依頼です。

こちらのご依頼も、吊戸を取り払って明るく、という内容でした。既存のキッチンと作り付けの食器棚は木製で、まださほど古くはなかったのですが、この色では暗いということで新規交換となりました。

タカラスタンダード・レミューでキッチン、背面キャビネット共にホワイトです。加熱ガス機器のプレートはシルバーですが五徳の黒がアクセントになっています。ダイニングルームからキッチンを見るとこんな感じ。この一面の壁のみブルーグレーのクロスを貼っています。

タカラスタンダードのレミューです。

天井の吊戸が傾いてきて危ないというので、ついでにキッチンそのものを交換し、吊戸も取ってキッチンとリビングの間の壁を抜いてしまいました。壁を抜いたこともそうですが、キッチンを白くしましたので、とても明るくなりました。

シンクは家事楽シンクでシンク内も人造大理石です。背面収納も同じレミューのシリーズで揃えています。

タカラスタンダードのシステムキッチン「トレーシア」です。

元々は間口255㎝のキッチンで、壁から壁までありました。こちらのお宅ダイニングルームが真四角だったため、どうしても冷蔵庫が出っ張ってしまい、その存在感が気になるとのことでした。

キッチンと同列に冷蔵庫を収めようとすると、冷蔵庫の幅に70㎝も取られますので、キッチンの幅を180㎝に狭めなければなりません。隣接する和室の押し入れを冷蔵庫置き場に改装する案も考えましたが、現実的ではないという結果になり、また施主様の

「一人暮らしだからキッチンは小さくても良い」という決断で、思い切って180㎝のキッチンを採用することとなりました。出窓はそのまま生かし、キッチン周りの壁はキッチンパネルを貼っています。タカラスタンダードのキッチンパネルはホーローで磁石がつきます。最近は色々なメーカーが鋼板パネルを採用したり、パネルにマグネットシートを貼りつけたものを販売していますが、元祖はタカラスタンダードです。

キッチンパネルはタイル壁と違って清掃性がすぐれていますし、最近は色々な柄がお目見えしてとてもオシャレになりました。